こんにちは。
9月3日と4日の2日間、グラフィックデザイン学科では、大学院の前期講評会が行われました。
その様子をご覧ください。
大学院のグラフィックデザイン領域には、多くの留学生が在籍しています。
作品にも、もちろん国際性があります。
イラストレーションのタッチやポスターの色使いには、
それぞれの育った環境の質感がにじみ出るようですし、
テーマ選びには、母国や文化、自分のアイデンティティへの思い入れが表れます。
日本人もまた、そういった作品に刺激を受けて、
自分のバックボーンに対するまなざしを深めるのではないでしょうか。
日本人の文化や習慣に由来する、日本人にとっての「美しさ」の共通解は、
数多くの答えの一つでしかありません。
異文化に由来する表現を見て、驚きながらもこころよさを感じる時に、
人類であり、アイデンティティを持った個人でもある自分を、
改めて発見しているような気がします。