視覚言語デザインⅠ 夏期課題講評会

こんにちは。

9月12日の午後、3年生の実技「視覚言語デザインⅠ」の講評会が行われました。
その様子をご覧ください。

夏期課題は、
田中一光氏のポスター模写と
能をテーマにしたオリジナルポスター制作です。

絵の勉強方法として、絵画の模写はよく知られていますが、
ポスターの模写というのは、少し珍しいかもしれません。
田中一光氏は、西武百貨店の包装紙やロフトのロゴマークを手がけていますが、
その代表作はなんといっても、ポスターの名品の数々です。
見るだけではなく、自分の手でポスターの色と形と文字をなぞることで、
デザインの王道をいく色彩の調和や、形と文字の間あいを体得することができるのだそうです。

能のオリジナルポスターは、そうして得た手応えを活かして作られます。
3年生はこのポスター制作のために、能楽堂へ赴いて能を鑑賞しました。
能楽の伝統と歴史のイメージに若々しい感性を織り込んだ、
様々なポスターができあがりました。

10月の下旬からは、デザイン棟の2Fで「視覚言語デザイン」の3年生による作品展示が行われます。
そこでは、今回講評された作品も展示される予定です。
ぜひご覧ください。

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