こんにちは。グラフィックデザイン研究室です。
去る3月15日に、GD学科学位授与式が挙行されました。
今年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症への対策のため、
各学科ごとに式典を行い、出席を卒業生・修了生本人のみに限定する形となりました。
当日、ご参列いただけなかった保護者・関係者の皆さまには、ご理解・ご協力くださいましたことへ御礼申し上げます。
そして昨年度、卒業・修了を目前にして、学位授与式に参加できなかった令和元年度の卒業生・修了生へ、
この場を借りて、あらためてお祝い申し上げます。
式の中では、事前収録された祝辞および代表者学位授与の様子を放映しました。
この様子は、大学より動画で公開されていますのでご覧ください。
https://www.tamabi.ac.jp/student/2021_ceremony/
また、コロナ禍に見舞われたこの一年を振り返るように、大貫学科長より祝辞がありました。
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いまこそ、これは滅多にないくらいの大チャンスである、
ということを皆さんに伝えたいと思っています。
なぜうまくいっていないのだろうか。
そんな状況をバネにし、努力して成長することにこそ
大きなチャンスがあるのです。
いつだって、うまくいっていない状況が
新しい正解を提示するための引き金となるのです。
僕らの時代は、先輩デザイナーたちの仕事が前例を作ってきました。
自分自身、そうした「名作」に学んだり影響されて育ちましたが、
いま、これからは「前例のない時代」が始まります。
ゼロから組み立てる、全てがリセットされるという時代には、
とてつもなく新しいチャンスが広がっていると言えます。
ですから、みなさんは苦しい状況を楽しむ気持ちが必要です。
楽しいと感じられるかどうかは自分次第なんです。
そもそも、社会の全てがうまくいっているなら、
デザインという問題解決の手法自体が必要とされないはずだと思いませんか。
新しい価値観というものは、いつも常識の反対側にいます。
昨日の非常識が明日の常識になるかもしれない。
そうした意味では、厳しくてもワクワクするような
デザインの未来が待っていると言っても、僕はいいと思います
まだ誰も見たことのない未来をデザインするのは
まさに、今日卒業していく皆さん方です。
皆さんの未来に幸多かれ、と願い
挨拶とさせていただきます。
(学科長祝辞より抜粋)
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引き続き、今後が心配される状況が未だ続いています。
そのような中でも、大学の中では一年ぶりに、
皆さんの卒業を見届けることができるようになり、嬉しい限りです。
改めて、ご卒業・ご修了おめでとうございます。