田中一光のポスターコレクション展「田中一光 The POSTER」、学生らによる自主制作ポスター公募展「第2回タマグラポスター展 2021 POSTER NIPPON」、木下勝弘教授退職記念展を開催します。

●田中一光 The POSTER

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世界的なグラフィックデザイナーとして活躍した田中一光の作品による多摩美術大学ポスターコレクション第2回展です。最初期から晩年までの、高い格調や品位のあるという言葉がふさわしい名作をオリジナルで展観します。シルクスクリーン印刷や特色オフセット印刷によって定着された、完成度の高い、グラフィックデザインならではのクオリティと醍醐味を実感できる貴重な機会です。そして展覧会記録集を年内に刊行予定です。

田中一光 (たなか いっこう) 1930-2002

1930113日、 奈良市生まれ。 50年京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学図案科卒業。 鐘淵紡績、産経新聞社、 ライトパブリシティを経て、 60年日本デザインセンター創立に参加。 63年田中一光デザイン室を主宰。 65 「グラフィックデザイン展 ペルソナ〉」 を仲間達と開催。 東京オリンピック、 大阪万博、 沖縄海洋博等のイベントで 活動の領域を拡げる。 75年西武流通グループのクリエイティブ ディレクターに就任。 80 無印良品の企画立案に参画。 ギンザ・グラフィック・ギャラリー、 ギャラリー・間など、 多くの クリエイター発表の場に関わる。 紫綬褒章、 朝日賞、 ADC 最高賞、 亀倉雄策賞等、 国内外での受賞多数。 文化功労者。

会期:2021513日(木)~529日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学

場所:多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク1F

展覧会構成:木下勝弘

多摩美術大学アートアーカイヴセンター(042-679-5727)

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)


第2回タマグラ・ポスター展  「POSTER NIPPON 」2021

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2019年度の「永井一正  POSTER LIFE 」展と同時開催で行った第1回タマグラ・ポスター展「POSTER NIPPON 」に続く、2年ぶりのグラフィックデザイン学科生の第2回展です。JAPAN   日本   NIPPON   のいずれかを表記することだけを条件にした自主制作ポスター公募の発表展であり、[なにを=コンセプト]と[いかに=表現]を重視した、木下勝弘教授と佐賀一郎准教授による審査を経た50作品が「田中一光  The POSTER 」展と同時開催で公開されます。そして101ギャラリーでは、タマグラ・ポスター展[特別企画]として田中一光の産経観世能シリーズと共に、学生達が制作した「能ポスター」および「田中一光作品の模写と別解ポスター」計44点が展示されます。

審査:木下勝弘、佐賀一郎

会場構成:佐賀一郎

会期:2021513日(木)~529日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科研究室

会場:多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク1F、2F

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)


●木下勝弘  多摩美術大学退職記念展「POSTER & BOOK DESIGN 」

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多摩美術大学ポスターコレクション第2回展「田中一光 The POSTER 」を企画構成し、会場デザインも手掛けたグラフィックデザイン学科教授木下勝弘の退職記念展は、田中一光展の会場造作をそのまま引き継いで開催され、内容も田中一光とのエピソードを主題にした「田中一光へのオマージュ」シリーズのB倍判ポスター14作品を中心にして、初期から近作までのポスター160作と書籍30冊で構成。瞬間的なアピールが必要となるポスターデザインと、同じテーマでありながらコミュニケーションに時間を要するブックデザインとの対比も見どころのひとつ。すべての書籍は〈感染症対策をしたうえで〉手に取って鑑賞することができます。装幀および全ページの構成はもちろん、用紙や印刷そして製本にも吟味を尽くしたブックデザインを体感してください。

木下勝弘(きのした  かつひろ):多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授/グラフィックデザイナー

1954年 東京生まれ。1976年 武蔵野美術短期大学専攻科商業デザイン専攻修了、同年田中一光デザイン室入社。1986年  株式会社デザイン倶楽部設立、現在に至る。1998年  四日市大学環境情報学部教授。2007年より現職。東京アートディレクターズクラブ/公益財団法人日本グラフィックデザイナー協会 会員。

主な仕事に、ポスター「坂本龍一:Playing the Piano 」/ブックデザイン「武満徹:SONGS 」「大竹伸朗  SO」「田中一光へのオマージュ」(著書)/ロゴタイプ「DNP」「JUNKO  KOSHINO」(パリ)/広告「とらや」など。

主な受賞に、毎日広告デザイン賞奨励賞/天展大賞/JAGDA新人賞/東京ADC賞・原弘賞/東京TDC会員銀賞/NYADC銀賞・銅賞/メキシコポスタービエンナーレ銀賞/ドイツ音楽出版賞特別賞/FCC金賞  など。

会期:202163日(木)~612日(土)※日曜日休館

主催:多摩美術大学  

会場:多摩美術大学八王子キャンパス アートテーク1F

問い合わせ先:多摩美術大学アートアーカイヴセンター(042-679-5727)

多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室(042-679-5623)

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2021年度|新年度オリエンテーションと入学式がありました

去る4月3日に在校生新年度オリエンテーション、4月5日に新入生オリエンテーションを実施しました。

新年度オリエン-1
今年は新年度のオリエンテーションを、全学年、対面形式で実施することができました。
感染をこれ以上広げないために、気をつけないければいけないことはまだまだ多いですが、
教室で授業を受ける日常を取り戻していくために、学生のみなさんに心がけてほしい点をお伝えしました。

◎マスク着用、3密回避、こまめな手洗い・手指消毒など、学内・学外での日常的な感染症対策への取り組み
◎発熱や風邪らしき症状がある時は無理に登校しない!焦らずに、まずは保健室と研究室に連絡をしましょう。
◎飲食は、食堂など定められた場所で行う。
◎授業・施設利用後は必ず机、椅子、機器備品などの消毒清掃を行う。

大学ホームページでは、この記事では紹介しきれない新型コロナウイルス感染症予防への様々な取り組みを配信しています。
https://sites.google.com/tamabi.ac.jp/pnn/

分からないこと、不安になった時は、本学が定める詳細な学生に向けた「行動マニュアル」、
もしも罹患してしまった際の「罹患者対応フロー」を参照できます。

また、大学のコロナウイルス感染症への対応を総合的にまとめた「新型コロナウイルスに関する対応について」も確認しましょう。
https://www.tamabi.ac.jp/topics/covid-19/

在学生・大学院生・研究生オリエンテーションの様子

入学式・新入生オリエンテーションの様子

実技科目については、原則対面授業が再開されていきます。
昨年度から始まったGoogleClassroom等のオンラインツールも併用していきながら
これから、新しい授業のやりかたが実践されます。

◎CampusSqaureで学校全般のお知らせをチェック
◎Classroomで、配布資料や提出課題のチェック
◎学校に来たら、設備利用のルール、使用教室などの最新状況をチェック

オンラインと教室を行き来するような状態が続きますが、
この3つを実践して、情報の取りこぼしのないよう過ごしていってもらえればと思います。

 

新年度オリエン-2

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ゲスト講義 佐々木俊氏

このギャラリーには5枚の写真が含まれています。

4月22日(木) 「クリエーションⅠ」の授業内で、「JAGDA新人賞2020」を受賞し新進気鋭のグラフィックデザイナーとして注目を集めている佐々木俊氏によるゲスト講義が開催されました。 講義では佐々木氏の学生時代の作品に … 続きを読む

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2019年度グラフィックデザイン学科卒業生有志による卒業制作作品を展示

今年開催された卒業制作学内展(B日程)では、2020年度のグラフィックデザイン学科卒業生の卒業制作作品に加え、昨年、卒業制作の発表機会を失った2019年度のグラフィックデザイン学科卒業生有志による卒業制作作品が展示されました。学科長大貫卓也先生からのメッセージとあわせて、展示の様子をご報告します。

多摩美術大学 卒業制作展・大学院修了制作展2021
2021年3月13日(土)〜15日(月)
会場:多摩美術大学八王子キャンパス

以下、大貫先生からのメッセージ:
2019年度グラフィックデザイン学科卒業制作作品の展示に寄せて

2019年12月にはじまった新型コロナウイルス感染症の流行は、昨年度の卒業制作展を次々と中止に追いやりました。グラフィックデザイン学科も例外ではなく、昨年3月7日・8日に予定されていた恵比寿ガーデンプレイスでの学外展、つづく学内展も中止となりました。特に学生主体で行う学外展では、直前まで実施の可否が議論されたと聞いています。そこで下された
中止の判断は、今ふり返ってみても正しく、立派なものでしたが、それによって作品公開の機会が失われたのも事実でした。

こうした事態を受け、グラフィックデザイン学科では、2020年度以降も作品展示の機会を検討してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症はその後も感染を拡大し、昨年4月7日に最初の非常事態宣言が発令されてからは、大学の平常授業の実施さえ難しい状況に置かれました。その後、ほぼ1年の時を経て、ここに作品発表の場を提供できるのは、関係各位のご理解とご協力のたまものです、この場を借りて御礼申し上げます。

ここに展示されているのは、昨年度にグラフィックデザイン学科を卒業した
有志による卒業制作作品です。すでにほとんどの卒業生が社会で活躍していることもあって、参加者は15名と限られています。ですが、その背後には、総勢185名の、2019年度グラフィックデザイン学科卒業生の思いがあります。彼・彼女らの作品が示す才能と未来を、ここに広く公開できることを心から祝福し、喜びたいと思います。

多摩美術大学
グラフィックデザイン学科
学科長 大貫卓也

 

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2020年度GD学科学位授与式

こんにちは。グラフィックデザイン研究室です。

去る3月15日に、GD学科学位授与式が挙行されました。
今年度は、引き続き新型コロナウイルス感染症への対策のため、
各学科ごとに式典を行い、出席を卒業生・修了生本人のみに限定する形となりました。

当日、ご参列いただけなかった保護者・関係者の皆さまには、ご理解・ご協力くださいましたことへ御礼申し上げます。

そして昨年度、卒業・修了を目前にして、学位授与式に参加できなかった令和元年度の卒業生・修了生へ、
この場を借りて、あらためてお祝い申し上げます。

式の中では、事前収録された祝辞および代表者学位授与の様子を放映しました。
この様子は、大学より動画で公開されていますのでご覧ください。
https://www.tamabi.ac.jp/student/2021_ceremony/

また、コロナ禍に見舞われたこの一年を振り返るように、大貫学科長より祝辞がありました。

– – – – – – – – – – – – – –

いまこそ、これは滅多にないくらいの大チャンスである、
ということを皆さんに伝えたいと思っています。

なぜうまくいっていないのだろうか。
そんな状況をバネにし、努力して成長することにこそ
大きなチャンスがあるのです。
いつだって、うまくいっていない状況が
新しい正解を提示するための引き金となるのです。

僕らの時代は、先輩デザイナーたちの仕事が前例を作ってきました。
自分自身、そうした「名作」に学んだり影響されて育ちましたが、
いま、これからは「前例のない時代」が始まります。

ゼロから組み立てる、全てがリセットされるという時代には、
とてつもなく新しいチャンスが広がっていると言えます。

ですから、みなさんは苦しい状況を楽しむ気持ちが必要です。
楽しいと感じられるかどうかは自分次第なんです。
そもそも、社会の全てがうまくいっているなら、
デザインという問題解決の手法自体が必要とされないはずだと思いませんか。

新しい価値観というものは、いつも常識の反対側にいます。
昨日の非常識が明日の常識になるかもしれない。
そうした意味では、厳しくてもワクワクするような
デザインの未来が待っていると言っても、僕はいいと思います

まだ誰も見たことのない未来をデザインするのは
まさに、今日卒業していく皆さん方です。

皆さんの未来に幸多かれ、と願い
挨拶とさせていただきます。

(学科長祝辞より抜粋)

– – – – – – – – – – – – – –

引き続き、今後が心配される状況が未だ続いています。
そのような中でも、大学の中では一年ぶりに、
皆さんの卒業を見届けることができるようになり、嬉しい限りです。
改めて、ご卒業・ご修了おめでとうございます。

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東京都庭園美術館で「20世紀のポスター[図像と文字の風景]」が開催中(多摩美術大学/企画協力)

1998年より株式会社竹尾とグラフィックデザイン学科によって継続してきた「ポスター共同研究」の成果となる展覧会「20世紀のポスター[図像と文字の風景]──ビジュアルコミュニケーションは可能か?」が、東京都庭園美術館で開催中です。

この展覧会は、1920年代から90年代にかけて制作された「構成的ポスター」に焦点をあてた展覧会です。ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンやマックス・ビル、オトル・アイヒャー、ウォルフガング・ワインガルトなど、有名なデザイナーが手がけたポスター作品が多数展示されています。

すべてのポスターは、株式会社竹尾の所蔵する竹尾ポスターコレクション(多摩美術大学寄託)から選出されています。

展覧会に関するパブリシティ、カタログ、会場等のデザインは、グラフィックデザイン学科の澤田泰廣先生のアートディレクション、長澤昌彦先生のデザインによるものです。また、企画は佐賀一郎先生による監修となります。

コロナ禍のつづく状況ですが、春休みの時期に足を運んでみてはいかがでしょうか?

庭園美術館ウェブサイト
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210130-0411_ConstructivePostersOfThe20th.html

展覧会情報
20世紀のポスター[図像と文字の風景]──ビジュアルコミュニケーションは可能か?
会期:2021年1月30日(土)~4月11日(日) 10:00–18:00
会場:東京都庭園美術館
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社
企画協力:多摩美術大学
特別協力:株式会社竹尾
後援:在日スイス大使館 
年間協賛:戸田建設株式会社、ブルームバーグ・エル・ピー

20世紀のポスター[図像と文字の風景]

アートディレクション/澤田泰廣
デザイン/長澤昌彦

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副手募集について(多摩美術大学グラフィックデザイン学科研究室)

グラフィックデザイン学科研究室では、このたび副手を募集します。
詳細につきましてはこちらのPDFよりご覧ください。

応募締切と提出書類:
2021年1⽉5⽇(⽕)必着で履歴書を郵送して下さい。

提出先:
〒192-0394 東京都⼋王⼦市鑓⽔2-1723
多摩美術⼤学 美術学部グラフィックデザイン学科研究室
※封筒に「副⼿応募」と朱書きすること。

以上

多摩美術大学
グラフィックデザイン学科研究室

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芸術祭期間中のGD研究室の閉室について

10月30日(金)から11月5日(木)の、弊学の定める芸術祭期間中は、グラフィックデザイン学科研究室は窓口業務を停止し閉室させていただきます。

多摩美術大学
グラフィックデザイン学科研究室

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グラフィックデザイン学科卒業制作展2020作品集販売開始のお知らせ

【グラフィックデザイン学科卒業制作展2020作品集】は、グラフィックデザイン学科の学生(2020年 3月卒業生)により編集された作品集です。
例年は、3月に開催する[卒業制作学外展示]の図録として販売しています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、この展示も中止にせざるを得ず、作品集を見ていただく機会も失われていました。

今回、通信販売にて販売を開始いたします。

購入方法は以下のURLをご参照ください。
https://www.tamabi.ac.jp/admission/prospectus.htm
※一番下部にカタログ販売の案内がございます。

卒業生の力のこもった本作品集を是非ご高覧ください。

zuroku2020

グラフィックデザイン学科研究室

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新入生の初登校日がありました

こんにちは。グラフィックデザイン研究室です。

7月2日に、新入生のはじめての登校日がありました。
授業はオンラインという形で5月にスタートし、画面越しの大学生活という状態でしたが、
この日ようやく1年生と大学で対面を果たせて、ひとまず安堵しています。

この日は、1年生に午前と午後で分散登校をしてもらい、

○ショート・オリエンテーション
○コンピュータールームガイダンス
○GD学科の施設ツアー

を複数回行う形で、学科の様子を体感してもらいました。

初登校日にデザイン棟の入口にて。気づけば初夏になってしまいました。

初登校日にデザイン棟の入口にて。気づけば初夏になってしまいました。

オリエンテーション集合場所。入口で手指消毒と、学生証による出席登録をしてから入場です。

オリエンテーション集合場所。入口で手指消毒と、学生証による出席登録をしてから入場です。

半分ずつの人数ですが、はじめて一年生の同級生同士がここで顔を合わせました。

半分ずつの人数ですが、はじめて一年生の同級生同士がここで顔を合わせました。

オンライン授業では画面越しでしたが、先生とリアルに対面するのも初めてのことです。

オンライン授業では画面越しでしたが、先生とリアルに対面するのも初めてのことです。

さらにグループを分けて、施設を体感してもらいました。 コンピュータールームガイダンスの様子です。

さらにグループを分けて、施設を体感してもらいました。
コンピュータールームガイダンスの様子です。

初めて使う学校の設備も、みんなで消毒。

初めて使う学校の設備も、みんなで消毒。

もう一方のGD学科ツアーです。研究室の助手副手が引率し、デザイン棟の中を巡りました。

もう一方のGD学科ツアーです。研究室の助手副手が引率し、デザイン棟の中を巡りました。

手は掛かりますが、集合場所も最後にみんなで消毒です。

手は掛かりますが、集合場所も最後にみんなで消毒です。

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1年生の皆さん、リアルな大学を感じてもらえたでしょうか。

集合時のショート・オリエンテーションでは、1年生の授業を担当する先生方より挨拶がありました。
– – – – – – – – – – – – – –

町の中の様子を見ると、少しずつ日常を取り戻しつつあるようですが
大学では、大勢の学生や教職員が集まり、同じ空間の中を過ごします。
多摩美でも、キャンパスの中で授業を受けたり、作品を制作をするという
これまでは当たり前のようにできたことが、とても難しいことに変わってしまいました。
段階を踏みながら、大学を再び開き、新しい大学の日常を構築しようという試みも、
消毒の仕方・新しいルール・生活習慣をひとつひとつ見つめながら、
やっと先週から再開できた状況です。

授業自体もオンライン上で開始し、今後も継続せざるを得ないという流れにあります。
こうしたことに対して、一般的にネガティヴな切り口で語られることは多いようです。
しかし、この新たな試みによるポジティヴな面も、いま見えてきています。
新しい時代に即した、新しい経験が積み上がっていくこと。
これからの時代の、新たなデザイナーが育つ期待感。
多摩美のこれまで80年の中でも、授業のオンライン化という取り組みは歴史的な挑戦でしたが
みなさんはこの「第一期生」であるということに、どうぞ誇りを持ってください。

そして今日、この初めての登校日をきっかけに
初めて会う同級生とのリアルな友達としてのつながりを築いていってください。
デジタル環境の中にいては、なかなか難しかったことだと思います。

全員揃ってマスクを着けているこの光景を、目に焼き付けておいてください。
教員も含め、困難な状況下にありますが、みなさんには前向きに、たくましく学んでほしいです。
この世代から将来を担う人が沢山でてくることを期待しています。

今後も、皆さんやご家族、周りの方の健康、安全を守れるように
慎重に少しずつ、後期からは施設利用や対面授業を組み合わせていきます。
ご理解とご協力をあらためてお願いします。

(当日の先生方の挨拶より)

– – – – – – – – – – – – – –

このごろ再び感染者数の推移が心配になってきました。
またここで元気に会えるように、新しい習慣を身につけて過ごしていきましょう。

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